Windows7 64bitにTeX環境を入れる
目指す最終形は、Meadowからやてふモードで編集・コンパイル・表示をこなすことです。
参考サイト:
◆Windowsの場合(kakuto3 + Meadow + Yatex) - からすのす
TeX/Windows上でのTeX編集環境
1.TeXを入れる
便利なTeXインストーラがあるのでそれを使ってインストール。
http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~abenori/soft/index.html
ここの、TeXインストーラ3 (2011/05/04現在 バージョン0.81r6) をダウンロード。
zipファイルを解凍した中の「abtexinst.exe」を実行する。全部デフォルトのままにした気がする。
2.Meadowを入れる
http://www.meadowy.org/meadow/netinstall
ここから「setup-ja.exe」をダウンロードしてインストール。
「パッケージの選択」画面まで進んだら、デフォルトのものに加えて「gnuserv」と「yatex」の2つを追加しておく。
最後にinstall.exeを言われるがままに実行すると.emacsファイルを置く場所を聞いてきますが、僕は事前にcygwinが入っていたので環境変数HOMEがcygwinのホームフォルダ(C:\cygwin\home\xxx みたいな)を指すようになっています。なのでここは.emacsファイルもcygwinのホームに置くことにして、そのままエンターを押します。
インストールが終わったら、環境変数のPATHにインストールフォルダ Meadow\bin を追加します。
3.「.emacs」の設定
.emacsファイルに以下を書き加えます。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;; gnu serv
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(require 'gnuserv)
(gnuserv-start)
(setq gnuserv-frame (selected-frame))
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;
;;; YaTeX - Yet another LaTeX mode for Emacs
;;;
(setq auto-mode-alist(cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist))
(autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t)
(setq load-path (cons "c:/meadow/packages/lisp/yatex" load-path))
(setq tex-command "C:/w32tex/bin/platex.exe")
(setq dvi2-command "C:/w32tex/dviout/dviout.exe")
(setq explicit-shell-file-name "cmdproxy.exe")
(setq shell-file-name "cmdproxy.exe")
いくつかの参考サイトに書かれていたものを、必要最低限の設定(と思われるもの)に絞りつつパスを書き直したものです。今後もTeXインストーラのバージョンアップなどによってファイル構成が変わるかもしれないので、パスは適宜書き直してください。
これで、.texファイルを開くと自動的にやてふモードに入って、C-c t jでコンパイルしたりあれしたりこれしたりできるはずです。ようは64bitとかあんま気にしなくていいってことですね。たぶん。