iPhone 3GからiPhone 4に乗り換え・・・1週間使ってみてわかったこと
07 01, 2010
というわけで、当日無事入手しました、iPhone 4。

そのわりに全く音沙汰無かったのは、ここ一週間ほど私用が立て込んでいたからです。
やっと今日一段落ついたので、「iPhone 4を1週間使ってみてわかったこと」と銘打って使用レポートでも書こうと思います。
結論から書くと、「3GSで十分」です。
以下、思った事を順に。
3Gからの乗り換えだと、動作の速さには大大満足です。操作を意識する脳のスピードに追従してくれる感じの、納得のスピードです。
また、高性能になったCPUとメモリはスピードだけでなく安心感も与えてくれます。「こいつならきっと安定した快適なブラウジングをさせてくれるだろう」という信頼感が湧きます。これは3Gの時には無かったものです。3Gでは「一応ネット見れるけど、カクカクだしすぐ落ちるし・・・」と思いながらも渋々使っていた状況でして、言うなればホントはウォシュレット付きじゃないと嫌だけど我慢の限界だから仕方なくここのきったないの使います状態だったわけです。その不満からiPhone 4は抜け出させてくれました。(今の例えは自分でもよくわかりません。)
・・・が。僕は過去にiPhone 3GSの動きを見た事がありまして、そのスピードが3G使いの僕にとっては既に衝撃の速さだったので、その3GSよりスピードアップする4はどんだけ爆速なんだ?と期待していたのですが、正直期待が高すぎたのか、思ったほどではないというのが率直な印象です。もちろん4のスピードには満足してますし、実際これ以上速くなる余地が無いのではないかと思うほどですが、多分3G→3GSの差が大きすぎたのでしょうね・・・不満なわけではないですが、驚きもしなかったという感じす。
あと、なんだかんだ言ってsafariが結構落ちるんですが、これはiOS4がまだ不安定なだけかなーと思ってます。
従来のiPhoneから解像度が2倍になり、網膜ディスプレイなんて言われてるiPhone 4の画面ですが、これは流石のもんですね。印刷物のようだなんて言われてますがまさにそんな感じで、どんなに目を凝らしてもピクセルという概念が出てこないという恐ろしい細かさです。何やら巷では2008年のソニーの国産ケータイの方が解像度が高かったなんて話もあるようですが、それはそれとして。
それから、今度のiPhoneのカメラは500万画素なので(3GSが300万画素)、このディスプレイと相まって非常にきれいな写真と動画が撮れます。動画に至ってはHDだそうで。実際にこの前撮影したTDLのエレクトリカルパレードの動画をYouTubeにアップしたので是非ごらんください。映像右下の480pって書いてある所をクリックして720pとかにすると(時間かかるけど)一番きれいな動画が見れます。
余談ですが、このパレード動画には後編もありまして、もっというとそのあと写真もいっぱい撮ったのですが、同期のミスで写真と動画が一部を残して消し飛んでしまいました...
キングクリムゾンの攻撃を受けた気分です。
ここからはどちらかというとダメな点をあげていきます。
iPhone 4は、丸っこかった3G(S)と違って平らで直線的なデザインなので、手に持ったときに面ではなく線で支えるような形になります。これによって本体に指紋がつきにくいという利点もあるのですが、同時に(本体との接触面積が小さくなるため)手に対する圧力も高くなります。さらに、本体側面の金属部分がサラサラしていて滑りやすいので無意識に強めにグリップしてしまい、これらの結果として長時間使用していると若干ですが手が痛くなってきます。少なくとも、3G(S)の時のような手に吸い付く感じは無くなったといっていいでしょう...
また、iPhone 4の側面の金属部分は本体のアンテナの役目を持っているのですが、普段ふつうに手に持って使っていると否が応でもアンテナに触った状態になってしまうために電波の受信状況が悪くなる、なんて話で巷は持ち切りです。そのせいなのかはわかりませんが、僕個人の感想としてはiPhone 3Gと比べて3G網の電波の掴みはだいぶ弱くなったが、wifiの電波の掴みはむしろ良くなったという印象です。リビングにある無線ルータの電波が僕の部屋だと微妙という残念な環境だったので(別に家がだだっ広いわけではないよ!鉄筋コンクリートのせいです)、wifiに関しては地味に嬉しいのですが。
問題なのは、アップル側のこれに対する答えが「持ち方を変えるかケースを買え」だということ(
詳しくはこちらを参照)。持ち方を変えようにも側面の金属に触れないように持つのは至難の業だし、だからケースを買えってのも横暴だし・・・。もっと言うと、iPhone 4は裏面までガラスになったので、本体保護の意味でもケースの必要性が従来より高まっています。せっかく本体の見た目がかっこいいのに、こういった「ケース必須なデザイン」というのはいかがなもんかな、と思ってしまいます。
iPhone 4を使っていて「良いなーこの機能」と思うポイントが大体iOS4によるもので、つまりは3GSでも使える機能である、ということがちょっぴり切ないです。マルチタスクしかり、背景変更しかり、変換機能の向上しかり・・・。テレビ電話をする予定も今のところ無いし、始めにも書いた通り、スピードに関しても3GSでも十分速いですし・・・
とはいえ、高解像度画面はやはり素晴らしいし、電池の持ちだって3GSより上です。というか、ピクセル数が4倍になってるのに3GSより若干速いってやっぱり凄い事だよなあ。
・・・というわけで、
という感じですかねえ。3GS使ってる人はそのまま来年のiPhoneを狙った方がいいかと(勝手に)思っています。あ、そういえばさっき実験したんですが、3Gの内蔵スピーカーの方が4の内蔵スピーカーより音がよかったです。イヤホン端子からの音は別に変化無し。あと、テレビ電話に惹かれる人なんかはもちろん4買いですね。なんだかんだ言いましたが、今3Gを使っていて乗り換えるのであれば、あえて3GSを選ぶことはないと言えるくらい素晴らしい電話です、iPhone 4。
・・・ところで、iPhone 4をパソコンと同期させる時、MacだとOSX10.5.8以上が必要なのですが、うちのiMacは10.4.11だったので実は同期ができませんでした。
そこで、せっかくの機会だということでiMacを一気に10.6、snow leopardまでバージョンアップしてみました。下手したらiPhone買った事よりもテンションが上がったので、もしかしたらそのうちそっちの記事も書くかも。

そのわりに全く音沙汰無かったのは、ここ一週間ほど私用が立て込んでいたからです。
やっと今日一段落ついたので、「iPhone 4を1週間使ってみてわかったこと」と銘打って使用レポートでも書こうと思います。
結論から書くと、「3GSで十分」です。
以下、思った事を順に。
1. 流石に早い。が・・・
3Gからの乗り換えだと、動作の速さには大大満足です。操作を意識する脳のスピードに追従してくれる感じの、納得のスピードです。
また、高性能になったCPUとメモリはスピードだけでなく安心感も与えてくれます。「こいつならきっと安定した快適なブラウジングをさせてくれるだろう」という信頼感が湧きます。これは3Gの時には無かったものです。3Gでは「一応ネット見れるけど、カクカクだしすぐ落ちるし・・・」と思いながらも渋々使っていた状況でして、言うなればホントはウォシュレット付きじゃないと嫌だけど我慢の限界だから仕方なくここのきったないの使います状態だったわけです。その不満からiPhone 4は抜け出させてくれました。(今の例えは自分でもよくわかりません。)
・・・が。僕は過去にiPhone 3GSの動きを見た事がありまして、そのスピードが3G使いの僕にとっては既に衝撃の速さだったので、その3GSよりスピードアップする4はどんだけ爆速なんだ?と期待していたのですが、正直期待が高すぎたのか、思ったほどではないというのが率直な印象です。もちろん4のスピードには満足してますし、実際これ以上速くなる余地が無いのではないかと思うほどですが、多分3G→3GSの差が大きすぎたのでしょうね・・・不満なわけではないですが、驚きもしなかったという感じす。
あと、なんだかんだ言ってsafariが結構落ちるんですが、これはiOS4がまだ不安定なだけかなーと思ってます。
2. 流石にきれい。
従来のiPhoneから解像度が2倍になり、網膜ディスプレイなんて言われてるiPhone 4の画面ですが、これは流石のもんですね。印刷物のようだなんて言われてますがまさにそんな感じで、どんなに目を凝らしてもピクセルという概念が出てこないという恐ろしい細かさです。何やら巷では2008年のソニーの国産ケータイの方が解像度が高かったなんて話もあるようですが、それはそれとして。
それから、今度のiPhoneのカメラは500万画素なので(3GSが300万画素)、このディスプレイと相まって非常にきれいな写真と動画が撮れます。動画に至ってはHDだそうで。実際にこの前撮影したTDLのエレクトリカルパレードの動画をYouTubeにアップしたので是非ごらんください。映像右下の480pって書いてある所をクリックして720pとかにすると(時間かかるけど)一番きれいな動画が見れます。
余談ですが、このパレード動画には後編もありまして、もっというとそのあと写真もいっぱい撮ったのですが、同期のミスで写真と動画が一部を残して消し飛んでしまいました...
キングクリムゾンの攻撃を受けた気分です。
3. ケース必須?デザインの問題
ここからはどちらかというとダメな点をあげていきます。
iPhone 4は、丸っこかった3G(S)と違って平らで直線的なデザインなので、手に持ったときに面ではなく線で支えるような形になります。これによって本体に指紋がつきにくいという利点もあるのですが、同時に(本体との接触面積が小さくなるため)手に対する圧力も高くなります。さらに、本体側面の金属部分がサラサラしていて滑りやすいので無意識に強めにグリップしてしまい、これらの結果として長時間使用していると若干ですが手が痛くなってきます。少なくとも、3G(S)の時のような手に吸い付く感じは無くなったといっていいでしょう...
また、iPhone 4の側面の金属部分は本体のアンテナの役目を持っているのですが、普段ふつうに手に持って使っていると否が応でもアンテナに触った状態になってしまうために電波の受信状況が悪くなる、なんて話で巷は持ち切りです。そのせいなのかはわかりませんが、僕個人の感想としてはiPhone 3Gと比べて3G網の電波の掴みはだいぶ弱くなったが、wifiの電波の掴みはむしろ良くなったという印象です。リビングにある無線ルータの電波が僕の部屋だと微妙という残念な環境だったので(別に家がだだっ広いわけではないよ!鉄筋コンクリートのせいです)、wifiに関しては地味に嬉しいのですが。
問題なのは、アップル側のこれに対する答えが「持ち方を変えるかケースを買え」だということ(
詳しくはこちらを参照)。持ち方を変えようにも側面の金属に触れないように持つのは至難の業だし、だからケースを買えってのも横暴だし・・・。もっと言うと、iPhone 4は裏面までガラスになったので、本体保護の意味でもケースの必要性が従来より高まっています。せっかく本体の見た目がかっこいいのに、こういった「ケース必須なデザイン」というのはいかがなもんかな、と思ってしまいます。
4. 「良い」と感じた部分はだいたいiOS4の恩恵
iPhone 4を使っていて「良いなーこの機能」と思うポイントが大体iOS4によるもので、つまりは3GSでも使える機能である、ということがちょっぴり切ないです。マルチタスクしかり、背景変更しかり、変換機能の向上しかり・・・。テレビ電話をする予定も今のところ無いし、始めにも書いた通り、スピードに関しても3GSでも十分速いですし・・・
とはいえ、高解像度画面はやはり素晴らしいし、電池の持ちだって3GSより上です。というか、ピクセル数が4倍になってるのに3GSより若干速いってやっぱり凄い事だよなあ。
・・・というわけで、
まとめ. 3GS使ってる人はまだ買わなくていい、3Gユーザは現状が不満なら買い
という感じですかねえ。3GS使ってる人はそのまま来年のiPhoneを狙った方がいいかと(勝手に)思っています。あ、そういえばさっき実験したんですが、3Gの内蔵スピーカーの方が4の内蔵スピーカーより音がよかったです。イヤホン端子からの音は別に変化無し。あと、テレビ電話に惹かれる人なんかはもちろん4買いですね。なんだかんだ言いましたが、今3Gを使っていて乗り換えるのであれば、あえて3GSを選ぶことはないと言えるくらい素晴らしい電話です、iPhone 4。
・・・ところで、iPhone 4をパソコンと同期させる時、MacだとOSX10.5.8以上が必要なのですが、うちのiMacは10.4.11だったので実は同期ができませんでした。
そこで、せっかくの機会だということでiMacを一気に10.6、snow leopardまでバージョンアップしてみました。下手したらiPhone買った事よりもテンションが上がったので、もしかしたらそのうちそっちの記事も書くかも。
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