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Unity Web Player上で右クリックした時のコンテキストメニューを無効化

12 06, 2013
Unityで右クリックを使うゲームを作ったとき,何もせずにビルドするとWeb Player上でコンテキストメニューが出てきてしまいます.これを無効化するには,ビルド時に吐き出されたhtmlファイルを編集します.

htmlの中(のjavascriptの中)で,「params」という連想配列を定義している部分があるはずなので,そのparamsに「disableContextMenu: true」という要素を追加すれば,無事に無効化されます.

例:
params: {
enableDebugging:"0"
}

params: {
enableDebugging:"0",
disableContextMenu: true
}


・・・とここまで書いて,UnityのEdit→Project Setting→Player→インスペクタの中のWebPlayer Templateという所に,「No Context Menu」というテンプレがあることに気づく。おわり

unity_no_contextmenu.png

参考:http://docs-jp.unity3d.com/Documentation/Manual/WebPlayerBehaviorTags.html
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Firefoxでキーボードブラウジングをするためのアドオン「LoL」の在処

09 04, 2013

結論


執筆時点で、Firefoxのアドオン「LoL」は下記の作者サイトからダウンロードでき、Firefox23にインストールして使用できます。
http://elder-gods.org/lol/

詳細


Firefoxのアドオンに「LoL」というものがあります。これは、スペースキーを押している間だけリンクに番号が振られ、キーボードでその番号を入力するとリンク先に飛ぶことができるという、キーボードブラウジングには必須のアドオンです。

ところが現在LoLはモジラのアドオン配布サイトから消えており、前身となったHit a Hintも最新のFirefoxに対応していません。また、最新の情報を探そうとしてもリーグオブレジェンドに関するものばかり出てきてしまいます。

現在は、上記の作者サイトからダウンロードするしかないようです。あるいは、Vimperatorを使うという手もあります。ただしVimperatorにはHint機能のほかにもVim風の何かが色々と付いてきてしまうので、今回はシンプルなLoLを使うことにしました。私はEmacsを普段使っているので、keysnailを使うのもありかもしれません。

Unityのスクリプトで日本語を書く

08 05, 2013
Windwosではどうかわからないのですが、Mac版のUnityでスクリプトに日本語を使おうとしたら上手く動かなかったので、その対処法をメモ。ちなみにあんまり関係ないと思いますが、コーディングにはJavascriptを使っています。

結論からいうと、文字コードに「utf-16-le」を指定するとちゃんと動きます。

文字コード変換にはemacsを使いました。今後のために、UnityのPreferences → External Tool から、スクリプト編集時に常にemacs.appを使うよう指定しました。このとき、emacsの吐き出す自動バックアップファイルが悪さをすると怖いので、自動でバックアップしない設定にしてみました。標準で立ち上がる何とかエディターは凄く使いづらい気がするので、これで万事解決ですね。

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Visual SfMをMacBook Airにインストール

06 03, 2013
NVidiaのGPUを積んでないMacBook AirにVisual SfMをインストールする奇特なプレイの道のりを記したメモ.GPU使う気満々の方は参考にする際気をつけてください.Visual SfMのサイト (http://homes.cs.washington.edu/~ccwu/vsfm/) から Mac OSX x86_64 向けのソースコードをダウンロードする.以後は基本的に同ページのインストールガイド (http://homes.cs.washington.edu/~ccwu/vsfm/install.html#mac) に従って作業する.

環境:Mac OSX 10.7.4, Core i7, グラボ無し (intel HD3000)

1. gtk+のインストール


もうしてあった.makefileも見た感じ編集する必要無さそうだった.必要に応じてpkg-configのパスを編集.pkg-configのパスは,$ echo $PKG_CONFIG_PATH で確認可能.

2. X11+GLX+OpenGLが使えるか確認


よくわからなかったのでスルー

3. make


エラー.一番上のエラーはこんな感じ.

Package cairo was not found in the pkg-config search path.
Perhaps you should add the directory containing `cairo.pc'
to the PKG_CONFIG_PATH environment variable
Package 'cairo', required by 'pangocairo', not found


cairoのインストール自体はされていたが,.pcファイルが先の$PKG_CONFIG_PATHで指定されたフォルダに無かったので,他のファイルを参考にシンボリックリンクを張った.

$ cd $PKG_CONFIG_PATH
$ ln -s ../../Cellar/cairo/1.10.2/lib/pkgconfig/cairo.pc


これを,同様のエラーが出なくなるまで,同様の手順で繰り返す.ライブラリ自体が無い場合はhomebrewから追加でインストール.自分の環境では,先のcairoとfreetype,fontconfigというライブラリに関して対処を行ったらmakeが通った.いずれもpango何とかっていうやつの依存ライブラリだった.

余談


ライブラリ自体はhomebrewを使ってインストールしていたのに.pcが無かったのは,インストールしたfomulaが「keg only」だったから.keg onlyというのは要するに,「一応今インストールはしましたが,今あなたがインストールしたものはOSXにデフォルトで入っているので,何もしないとOSXデフォルトの方を使いますよ.新しく入れた方を使いたかったら明示してね」ということ.

4. SiftGPUのインストール


ソースコードをダウンロード後,makefileの「siftgpu_disable_devil = 0」を 1 にした.makeするとエラー.

4.1 エラーその1


ヘッダファイルが見つからないらしい./usr/X11/include/GLというフォルダに所望のファイルがあったので,さっきダウンロードしてきたSiftGPUのフォルダにある「include」というフォルダに,gl.h, glx.h, glxext.h の3つをコピー.

4.2 エラーその2


「/usr/lib64」「/opt/local/lib」が無い.とりあえずmakefileの58行目と90行目から上記2つに関する記述を削除.もうひとつ,libglewも無いと言われたので,これはhomebrewからインストール.

4.3 エラーその3


「Xなんとか」と名のつくシンボルがUndefinedだと言われた.名前から判断して適当にライブラリを追加する.makefileの89行目,LIBS_SIFTGPUに「-lX11 -lgl」を追加.その下の90行目に「-L/usr/X11/lib」を追加.

この状態で make siftgpu するとビルドできた.正直奇跡に近い.できあがったlibsiftgpu.soとlibsiftgpu.aを,Visual SfMのbinにコピー.

5. PBAのインストール


ソースコードをダウンロード後,makefile_no_gpuという切ない名前のファイルをmakefileにリネームしてmake.やはりエラー.

5.1 エラーその1


手元のCPUに最適化してくれるオプション「-march=native」の,nativeが上手く働かない.gccのバージョンが古くて,corei7向けの最適化ができないからだった.gccのバージョンを上げてみたが上手くいかず,面倒になったので-marchオプションを消す.

5.2 エラーその2


#include <malloc.h>

#include <stdlib.h>

これでmakeが通るので,libpba_no_gpu.aとlibpba_no_gpu.soを,それぞれlibpba.aとlibpba.soにリネームしつつVisual SfMのbinにコピー.

6. 起動


VisualSfM/bin にある「VisualSFM」を実行すると起動できる.SfMもできたけど,GPUが使えないとSIFTが全然早くない.疲れたのでここまで.

7. エクストラステージ


gccのバージョンを上げたので,SIFT-GPUをコンパイルし直す.なぜか当環境では-march=nativeがうまく動かないので,corei7を明示的に指定する.
makefileの24行目を以下のようにする

siftgpu_sse_options = -march=corei7 -mfpmath=sse


57行目,使うコンパイラとしてg++-4.9を明示.

CC = g++-4.9


61行目から「Simple hack」なるものがあるが,gccのバージョンを上げたので一連の処理をコメントアウト.これで少しは早くなる?
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2012年 俺レコード大賞

01 02, 2013
2012年 俺レコード大賞です.
「いかに2012年を象徴するのにふさわしいか」を基準として選出しており,数値的な評価はしていません.とはいえ参考までに,ライブラリに追加した日付と,以前記事にしたTotal iTunesを使って計算した2012年中の総視聴時間を併記しました.




●最優秀賞

DragonForce - Ultra Beatdown(9/14〜,16時間27分36秒)



●優秀賞

Sonata Arctica - Silence(2/6〜,15時間35分0秒)
Light Bringer - Midnight Circus(6/28〜,9時間15分59秒)
Hibria - Skull Collectors(8/15〜,6時間41分30秒)

●新人賞(今年発売になったCD)

Light Bringer - genesis(10/5〜,12時間26分46秒)






●ノミネート作品(☆がついているのは2012年発売のCD)

・Sonata Arctica - Winterheart's Guild
・Sonata Arctica - Silence
・Angra - Temple Of Shadows
☆Disney - 東京ディズニーシー リメンバー・ザ・10th アニバーサリー
・Helloween - Gambling With the Devil
・Dragon Guardian - Dragonvarius
・Light Bringer - Midnight Circus
・四人囃子 - 一触即発
・Hibria - Skull Collectors
・Hibria - Blind Ride
・DragonForce - Ultra Beatdown
☆DragonForce - Power Within
・KENSO - 天鵞絨症綺譚
☆Light Bringer - genesis
☆Galneryus - Angel Of Salvation
・Children Of Bodom - Hate Crew Deathroll
・Testament - The Formation Of Damnation




●総評

しばらく音楽を聴いていると,音楽を聴くこと全体に飽きてしまうような不毛な時期もあるのですが,こと2012年に関していえば,何度聴いても飽きないような曲にたくさん出会えた豊作の年だったと思います.
加えて2012年はとにかくラウドパークのためにあったような1年間でした.おそらくこれまでの人生で最も多くヘヴィメタルを聴いた1年間です.これからもメタルの精神と共にありたいと思います.楽しい1年間でした.
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プロフィール

津田沼

Author:津田沼

学生です。ドラムとDTMをやっていますが、多分向いていません。Macを使っています。好きなお笑い芸人はさまぁ~ずです。

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